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「光事件弁護士の人格傷つけた」真宗大谷派、本を絶版に

 真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市)は、同派出版部が07年10月に発行した単行本「念仏詩文集 枯草独語(こそうどくご)」で、山口県光市の母子殺害事件で死刑判決を受けた元少年の弁護士に触れた記述に事実誤認と人格を著しく傷つける個所があったとして、絶版を決めた。機関誌「真宗」の今年3月号におわびを掲載し、回収への協力も呼びかけている。

 出版部によると、著者は同派の僧侶。5千部を印刷し、約200部を販売した時点で絶版にしたが、約50部が未回収だという。
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by riptulip | 2009-02-26 20:45

太鼓楼の屋根、葺き替え完了 長浜・大通寺

 長浜市元浜町の真宗大谷派・大通寺太鼓楼(市指定文化財)の屋根の葺き替えが完了した。市文化財保護センターは3月14日、一般向けに現場見学会を開く。

 法要などで太鼓を鳴らす施設として本堂横に建てられた太鼓楼は、高さ約12メートル。老朽化したため寺と市が2007年6月から作業を進めてきた。工費は約7400万円。
 工事の中で、太鼓楼の上下2層の屋根の約4分の1は、1800年代前期に建設された当時のまま、ほぼ手付かずの姿を残していたことが分かった。
 その後、太鼓楼は1960年代に1度、上層の北側と東面、下層を寺が修理している。しかし、上層の南側と西面には江戸−明治期に使われた角形の和クギで木材を組んだ瓦の下地「土居葺き」が残り、建設当初から未修理だったことが分かった。このため瓦の下地は、資料として一部、寺に残す。

 センターの二宮義信主幹は「下層は上層から落ちる雨水で傷みが早い。上層も北、東面は、風の影響で傷みやすいようで修理跡が残っていた。南、西面は、風雨の影響が小さかったのでは」とみる。見学会は定員45人。無料。
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by riptulip | 2009-02-26 20:44

浄土真宗の教え、書いて味わう入門書を出版

 浄土真宗本願寺派本山の西本願寺はこのほど、浄土真宗の教えを1文字ずつ書きながら味わう入門書「讃仏偈 重誓偈」を出版した。
 讃仏偈や重誓偈はお勤めで用いる偈文(げもん)。この文字を丁寧に書くことで、阿弥陀(あみだ)仏の心に触れてもらう。西本願寺浄書室の職員が記した手本をなぞる。
 「響流十方(こうるじっぽう) 仏さまの教えがすべての世界に響き渡る」などと、書き下しや現代語訳もついており、偈文をより深く味わえる。西本願寺ブックセンターで発売中。525円。
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by riptulip | 2009-02-26 20:44

浄土真宗の若手僧侶と吉本新喜劇、経典の悲劇を「喜劇」に

 浄土真宗の若手僧侶たちと吉本新喜劇が組んだユニークな公演が28日、中区の広島厚生年金会館である。古代インドの王家を舞台に、親子の対立や苦悩を描いた経典の悲劇を「喜劇」として脚本化し、現代に通じるテーマを感じてもらう。オープニングには僧侶によるファッションショーで盛り上げる。

 県西部の若手僧侶でつくる「広島青年僧侶春秋会」(約100人)が、発足50周年を記念して企画した。「日ごろはお寺にかかわりのない若い人を呼びたい」と考え、07年秋に大阪の吉本興業に相談。悲劇「アジャセの物語」を新喜劇に仕立て上げた。おなじみの温泉旅館が舞台で、出演は池乃めだか、島木譲二、末成由美ら。

 公演の前には、会員の僧侶約35人がインドやチベット、中国、韓国の衣装をまとい、映像を交えて日本への仏教の伝来を紹介するステージを披露。メロディーに乗せてお経を読む「声明(しょうみょう)」もある。

 会長の長門義城さん(38)は「約2500年前に書かれた経典には現代に通じるテーマがある。若い人たちに知ってほしい」と話している。午後1時と5時の2回公演で、3000円。
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by riptulip | 2009-02-26 20:43

靖国合祀訴訟、遺族の取り消し請求を棄却…大阪地裁

 戦没者遺族9人が「親族を同意なく合祀(ごうし)され、故人を敬愛する気持ちを侵害された」として、靖国神社(東京)を相手に合祀者名を記す「霊璽簿(れいじぼ)」などから親族の氏名を抹消する「合祀取り消し」を求めた訴訟の判決が26日、大阪地裁であった。村岡寛裁判長は「合祀行為は、他者に強制や不利益を与えるものではなく、原告らの法的利益が侵害されたとは認められない」として、原告の請求を棄却した。靖国神社を被告とする訴訟で、遺族が望まない合祀の妥当性に関する司法判断が示されたのは初めて。

 原告側は、国が靖国神社に戦没者の氏名などを提供してきたことについて、「政教分離原則に反し、違憲」として、靖国神社と国に1人当たり100万円の損害賠償も求めたが、村岡裁判長は「合祀は靖国神社の決定で、強制とみられる国の影響力があったとは認められない」と述べ、合憲と判断した。原告側は控訴する方針。

 判決は、「家族を敬愛追慕する情に基づく人格権が侵害された」とする原告側主張について、「合祀への不快感や嫌悪感と評価するしかない」と指摘。殉職自衛官の護国神社への合祀を巡り、遺族の訴えを退けた最高裁判決(1988年)を踏まえ、「他者の宗教行為に対する不快感などに法的救済を求めると、他者の信教の自由を妨げる」と述べた。さらに合祀について「遺族らの同意を得るのが社会的儀礼として望ましいとしても、遺族が独占的に他者の慰霊行為を排除できる権利はない」とした。

 原告は、浄土真宗の僧侶・菅原龍憲さん(68)(島根県大田市)ら近畿、中四国、北陸の9人。神社側に対し、昭和戦争で戦死した父親や兄ら計11人の合祀取り消しを求めたが、拒否され、2006年8月に提訴した。原告には台湾先住民族1人もいたが、親族が合祀されたかどうかが不明確なため提訴を取り下げた。同種の訴訟は現在、東京、那覇両地裁で係争中。
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by riptulip | 2009-02-26 20:41

御影堂の完成法要を告知

 浄土真宗本願寺派本山の西本願寺(京都市下京区)は12日、修復を終えた御影堂(ごえいどう)の完成慶讃(きょうさん)法要(落慶法要)の挙行を知らせる「高札」を堀川通沿いに立てた。高札はヒノキ製で地面からの高さ約7メートル。板の面は縦2・6メートル、横2メートルあり、「平成大修復完成慶讃法要 5月22日より26日まで修行」と書かれている。

 この日、大谷光真門主や不二川公勝総長などが除幕した。不二川総長は「国内外の門信徒の協賛で修復できた御影堂で、多くの方々と法要をお勤めすることを心待ちにしています」とあいさつした。
 重要文化財の御影堂は1999年から約10年間かけて修復。4月1日に宗祖親鸞の木像を安置する御動座法要、5月22−26日に落慶法要を営む。
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by riptulip | 2009-02-16 22:16

住まい失った労働者に「駆け込み寺」…札幌の本願寺に

 連合北海道(高柳薫会長)は14日、解雇や雇い止めで住居を失った労働者向けに、本願寺札幌別院(札幌市中央区)に臨時宿舎「さっぽろ駆け込み寺」を開設した。

 初日は、本州で働いていた男性2人が訪れ、入居手続きを行った。

 苫小牧出身の男性(50)は昨年6月に派遣会社から解雇通知を受けた。「9月末からバスターミナルで寝泊まりし、寒さでとても厳しかった。住所がないと面接も受けられなかった。畳の上に座るだけでもうれしい」と話していた。

 寝泊まりする場所は29畳の広間で、布団付き。食事や入浴等は自分で手配する。定員は20人で、最大60日間の滞在ができる。4月末まで開設する。
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by riptulip | 2009-02-16 22:15

「親鸞さま」キャラのタオル販売

 京都市下京区の浄土真宗本願寺派本山・西本願寺はこのほど、宗祖親鸞の生涯をつづったアニメDVD「親鸞さま」のキャラクターを使って、ミニタオル(20センチ×20センチ)をつくった。

 広いおでこと太いまゆ毛が特徴の親鸞は、西本願寺の阿弥陀(あみだ)堂をバックに立つ。タオルの下には「いのちのありがたさを知って…」と親鸞の言葉も添えた。
 ほかに松若(幼少期の親鸞)、妻の恵信尼のタオルもある。綿100%で手触りがいいと本山への参拝者に好評という。1枚420円。西本願寺境内のブックセンターで販売している。
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by riptulip | 2009-02-09 21:56

大阪や京都の寺院、源泉所得税の課税漏れ6割超

 大阪や京都の寺院が大阪国税局の税務調査を受け、相次いで源泉所得税の課税漏れを指摘されていたことがわかった。同国税局が2008年6月までの3年間に調査した宗教法人のうち、同税の課税漏れが発覚した件数は6割を超え、追徴税額は総額7億8800万円に上る。指摘された法人の2割超が、法人資産や非課税のお布施などを私的に流用する「隠し給与」が見つかるなどして重加算税を課されており、実態が見えにくい宗教法人のずさんな経理処理の一端が浮き彫りになった。

 同国税局によると、3年間に調査した1476の宗教法人のうち、925法人で源泉所得税の課税漏れが見つかり、212法人で重加算税の対象となる不正が発覚した。

 関係者によると、このうち大阪府交野市の浄土宗「雲林寺」では、住職が檀家(だんか)に無断で解約した法人名義の定期預金や寺所有の土地の売却代金計約1億3000万円を流用していたとして、同国税局は流用分を住職への給与と認定。07年までの5年間に重加算税を含め約4800万円を追徴課税したという。

 また、浄土真宗十派の一つ「真宗興正派」と同派の本山「興正寺」(いずれも京都市下京区、末寺約500、門信徒約3万7000人)の2宗教法人は、末寺で行われた落慶法要などに、名代として宗務総長や門主らが赴いた際、礼金として受け取った現金を個人的に使ったなどとして、07年までの7年間で計約3750万円の課税漏れを指摘された。追徴税額は重加算税を含め約1000万円という。

 「真宗興正派」の担当者は「帳簿に載せていなかった分は個人の給与と認定されても仕方がなく、税務署の指摘に従い、全額納付した。現在は、個人的に渡された謝礼金であっても、法人収入としてすべて扱っている」としている。
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by riptulip | 2009-02-09 21:55

東本願寺の水墨画掛け軸、狩野元信作と判明

 真宗大谷派本山の東本願寺で保管されてきた水墨画の掛け軸「唐人物・花鳥図」3幅が、室町時代の絵師、狩野元信の作であることが確認され、2日、報道陣に公開された。人物や動物、植物が繊細な線で描かれ、保存状態も良好という。

 1幅あたり縦86・5センチ、横39・2センチ。中央の軸には中国の詩人、蘇東坡(そとうば)と思われる人物や竹が描かれており、左右の軸には牡丹(ぼたん)や枝に止まる小鳥、川に立つサギなどが描かれている。

 境内の土蔵で保管されていたが、平成23年の宗祖・親鸞の750回御遠忌に向けて調査を実施。軸に記された本人の印章を鑑定したほか、軸を入れた木箱の中からは、子孫にあたる狩野探幽らの名前で、元信作であることを記した札も見つかったという。
 狩野元信は狩野派の祖・正信の息子で、狩野派の画風を大成させ、繁栄の礎を築いたといわれる絵師。同寺は「狩野派初期の作品で元信のオリジナル性が高い画風。江戸時代には公式の来客時に、床の間などに飾っていたのではないか」としている。掛け軸は3月から東京や大阪、京都などを巡回する展覧会「東本願寺の至宝展」で公開される。
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by riptulip | 2009-02-09 21:54