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死刑確定者らの作品を展示「いのちの表現展」

 死刑判決を受けて上告中の人や死刑が確定した人などが拘置所で描いた絵画を展示する「いのちの表現展」が、京都市下京区の東本願寺参拝接待所ギャラリーで11月4日まで開かれている。

 東本願寺を本山とする真宗大谷派は、死刑が執行されるたびに、「死刑制度の停止、廃止を求める声明」を公表している。
 会場には、細密画のように細い線を重ねて描いた花や仏像、親子が明るく過ごす風景など約60点を展示した。「死」に直面した極限の状況下で表現された作品の一つひとつが、命の重みを伝えている。無料。
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by riptulip | 2008-10-30 21:54

大谷派 宗務総長に安原氏選出へ

 任期途中で辞意を表明した真宗大谷派の熊谷宗恵宗務総長(70)の後任に、宗議会議長の安原晃氏(76)が選出される見通しが29日、強まった。

 宗議会の最大会派「真宗興法議員団」がこの日、代表に安原氏を選んだ。30、31の両日に開かれる臨時宗会で熊谷宗務総長が辞任を正式表明し、後任の指名投票が行われる予定。議席の過半数を占める同議員団は一致して安原氏を指名する、とみられる。
 安原氏は宗議会議員5期目。宗派の閣僚に当たる参務のほか、真宗教団連合事務総長や全日本仏教会理事長を歴任した。自坊は新潟県長岡市の安浄寺。
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by riptulip | 2008-10-30 21:53

真宗仏光寺派:渋谷・大裏方が門主代務に就任

 真宗仏光寺派(本山・仏光寺、下京区)は29日、同派門主代務(同寺住職代務)に渋谷笑子(しぶたにえみこ)・大裏方(おおうらかた)(83)が28日付で就任したと発表した。渋谷暁眞(きょうしん)前門主(57)の母で、同派では今年5月に前門主が健康上の理由で辞任してから門主不在の状態が続いていた。
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by riptulip | 2008-10-30 21:53

浄土真宗本願寺派 宗会7年ぶり解散

 浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)の不二川公勝総長は29日、宗派の議会にあたる宗会(定数78)を解散した。同派のインターネット事業をめぐって宗会が不二川総長の責任を追及。事業にかかわる議案がいったん否決されたが、表決集計に誤りがあったと不二川総長が指摘し、「正常に運営されていない」として強行策に踏み切った。解散は平成13年以来7年ぶりで、戦後6回目。50日以内に宗会議員選挙が行われる。

 21日に始まった定期宗会では、新たな門徒獲得を目指して同派の首都圏センターが試験的に運用していたインターネットの会員制サイト(現在は休止)の事業費1億4000万円が宗派の事業として計上されていたことを巡り、計画や運用面の事務手続きに不明確な点があるなどとして、宗会で紛糾。不二川総長の責任を問う声が強まり、28日深夜には同事業にかかわる特別会計の決算議案が否決された。

 しかし、これについて不二川総長は散会直後、集計に「明白な錯誤があった」と指摘。国でいう閣僚にあたる総局員らの数が含まれておらず、この数が含まれると実質は賛成多数で可決されていたはずだと議長に申し入れた。

 その上で、不二川総長は「伝統ある宗会が正常に運営されているとは到底言いがたい」として、宗会を解散。記者会見では「宗門の新たな始まりを期し、議会人として襟を正す上からも、宗門世論に判断をお任せしたい。この経緯を宗門に伝える何らかの措置は講じたい」と話した。
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by riptulip | 2008-10-29 22:04

あわらでシンポ

 福井県あわら市吉崎の吉崎御坊蓮如上人記念館で開館10周年イベントとして12日、シンポジウム「日本文化興隆に向かって」が開かれた。吉崎を拠点として北陸の布教活動に努めた、浄土真宗中興の祖・蓮如上人の偉業をたたえるとともに、日本人の精神、文化継承の大切さを呼び掛けた。
 本願寺維持財団の大谷暢順理事長が吉崎における布教活動について基調講演した。「蓮如上人は各地の寄合に出席し、『誰でも念仏を唱えれば救われる』と説いて歩いた。利害を問わず自己表現、主張することを教え、次第に民の間で活発な意見が交わされるようになった」と話した。
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by riptulip | 2008-10-13 20:59

熊谷宗務総長が辞意表明

 真宗大谷派の熊谷宗惠宗務総長(70)は9日、京都市下京区の本山・東本願寺で記者会見し、任期途中で辞任する意向を表明した。

 「私に与えられた仕事である御影堂の修復が今年12月に完成し、(辞する)潮時であり、後進に道を譲るべきだと考えた」と理由を述べた。8日、宗会の与党議員団の席上で辞意を示し、今月中にも辞表を提出する、という。
 熊谷宗務総長は前宗務総長の辞任に伴って2003年3月に就任。05年10月に再選され、来年9月まで任期を残している。
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by riptulip | 2008-10-09 21:35

「親鸞イチョウ」広まれ 来年、苗を配布

 金沢仏壇商工業協同組合は来年五月、設立五十周年を記念して親鸞が植えたと伝わるイチョウの苗を配布する。仏教への関心を高め、「真宗王国石川」の人たちが一層信仰を深める機会とするのが目的で、金沢仏壇振興の一助ともしたい考えである。

 同会は、仏教に興味を持ってもらう取り組みとして、茨城県に親鸞ゆかりのイチョウがあることを知っていた役員の提案を採用し、苗の配布を決めた。
 イチョウは「稲田禅房のお葉付イチョウ」と呼ばれる木。親鸞が関東から東北までの布教の拠点とした草庵の跡地に建てられた茨城県笠間市の西念寺境内に生えており、同県の指定文化財となっている。
 同組合がイチョウの種を譲ってくれるよう西念寺に依頼すると、稲田実乗住職(82)は「浄土真宗の門徒が多い金沢でもゆかりのイチョウを育ててもらいたい」と快諾、同組合は百粒の種を譲り受けることになった。

 送られてきた種は組合員が世話をして苗にし、五月の五十周年記念式典に合わせて行うイベントで市民に配る。
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by riptulip | 2008-10-09 21:34

蓮如上人記念館:開館10周年

 財団法人本願寺維持財団(京都市山科区)があわら市吉崎に建設した蓮如上人記念館が開館10周年を迎え、記念のイベントが開かれている。5日は大谷暢順理事長らが出席して式典があり、関係者約250人が祝った。
 吉崎は1471年、「浄土真宗開立の祖」とされる蓮如上人が吉崎御坊を建立し、約4年間滞在して布教活動をした。

 式典後には、福井市の書家で毎日書道展審査会員の吉川壽一さんが記念の揮ごう。敷地に縦2・5メートル、横7・5メートルの白い布を広げ、墨を含んで約40キロの重さになった特大の筆を豪快に運び、「一心」の字を一気に書き上げた。鳳凰(ほうおう)閣で展示される。
 同館では13日まで蓮如上人展を開催。1474年に吉崎御坊が火災に遭った際、唯一焼け残ったと伝えられる蓮如上人筆の南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)の文字「焼け残り六字名号」など、すべて初公開となる16点が展示されている。午前9時~午後5時。入館料は300円(12日は無料)。
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by riptulip | 2008-10-06 21:15

門徒講の82歳女性が6200万円着服

 浄土真宗本願寺派の門徒らで組織する任意団体「佃島説教所門徒講」(東京都中央区)の資金約6000万円を着服したとして、警視庁捜査2課は6日、業務上横領の疑いで、同区佃、同門徒講世話人、斎藤葉子容疑者(82)を逮捕した。300年以上の伝統を誇る門徒講の浄財を着服したことに対し、関係者からは「罰当たりだ」と怒りの声が上がっている。
 佃島説教所門徒講は1679年に築地本願寺が焼失から再建した際、信者らが尽力したことがきっかけとなり結成。昭和9年に正式に発足した。今でも月に一度、僧侶の法話を聞くなどしている。

 調べによると、斎藤容疑者は門徒講の会計役を務めていた平成14年5月下旬〜17年5月下旬までの間、12回に渡り、門徒講名義の口座から計6200万円を引き出して横領した疑い。
 着服した金の8割は、斎藤容疑者が役員を務める金属加工機器卸売会社の運転資金に充てていたという。着服したうち約1700万円は発覚後に返済していた。斎藤容疑者は「払い戻しはしたが着服はしていない」と、容疑を否認している。

 門徒講は、450人の門徒講員から年額2000円の資金を集めていた。昨年11月に説教所の立て替え計画が持ち上がった際、1億1200万円あった預金残高が減っていたことから犯行が発覚。今年7月に、警視庁に刑事告訴していた。
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by riptulip | 2008-10-06 21:14

東西両本願寺が教区再編検討

 真宗大谷派(京都市下京区)と浄土真宗本願寺派(同)が、布教や分担金収集のために全国を分割した行政区「教区」の統合再編を検討している。教区の財政基盤の安定などが目的で、国内最大級の伝統仏教教団版の「市町村合併」「道州制」を目指している。

 東本願寺が本山の大谷派は現在、全国を30教区に分けている。これを15教区に半減させる試案がある。
 例えば、現在の京都教区は京都府と湖北を除く滋賀県、福井県嶺南、兵庫県北部、鳥取県、島根県にまたがるが、これを兵庫県北部、鳥取県、島根県は中国、四国の両教区と統合し、京都府と湖北を除く滋賀県を1つの教区にするなどの案が練られている。2014年を目途にしている。

 西本願寺が本山の本願寺派は現在、31教区と1特別区(沖縄県)。執行部の総局は専門委員会を設置して再編について諮問し、3月に答申があった。内容は非公開だが、教区の統合も視野に入れている。
 両派が統合再編を検討する背景には▽教区ごとの寺院数や門徒数の格差是正▽各教区に置く教務所の経費節減−などによって、財政基盤を安定させることがある。教えを広める人材を育成することや都道府県単位にあわせるとの狙いもある。
 ただ、再編統合には、両宗派の議会議員の選挙区の変更を伴う。気質の異なる地域が同じ教区になることに違和感を持つ議員もいる。
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by riptulip | 2008-10-01 19:56