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お東紛争の経緯、公に 真宗・大谷光道さんが著書

 真宗大谷派(本山・東本願寺、下京区)の前門首・故大谷光暢さんの四男で大谷家25代当主、光道さん(63)が浄土真宗の教えを易しくつづった著書「いづれの行もおよびがたき」(探究社、税込み1575円)がこのほど出版された。お東紛争の経緯を振り返る章もあり、光道さんは「これまで公にしてこなかったことへの反省も踏まえ、区切りとして私の立場を明らかにしておきたかった」と説明している。

 門信徒や末寺向けの小冊子「みめぐみの」や講演の内容を加筆・修正してまとめたもので、「親鸞聖人の出された結論」「日常生活の中に糸口を見つける」「著者と浄土真宗」の3章で構成。僧侶も在家信者の生活をする浄土真宗の教えを再考したり、信仰への取り組み方のヒントを提示しているほか、お東紛争の経緯と問題点についても述べている。
 光道さんは05年3月、大谷家と宗派が対立した「お東紛争」の終結に伴い、境内の門首邸から退去。右京区に移転した後、昨年2月に門信徒約1万人の新たな宗教法人「本願寺」を設立している。
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by riptulip | 2008-09-28 20:36

涅槃図の修復、津で一般公開

 津市一身田町の真宗高田派本山専修寺食堂で25日、同寺が所有する「仏大涅槃図」(縦約5・5メートル、横約4メートル)の修復作業が一般公開された。表具師の仕事を見てもらおうというのが狙い。

 県表具組合(津市一身田平野)の表具師たちが今年5月に修復作業を始めた。組合によると、年内には終了する予定だという。
 この日は、主に紙の裏打ち作業が行われた。表具師たちははけで丁寧にのりを塗ったり、たたいたりしていた。見学に訪れた人たちは、表具師の説明に耳を傾けながら、真剣なまなざしで作業を見つめていた。
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by riptulip | 2008-09-28 20:34

築地本願寺キャンドルナイト

 2001年の米国同時多発、自爆テロから7年目の9月11日、東京の築地本願寺で平和を願う法要とキャンドルナイトの催しが行われた。キャンドルナイトで参加者は、ろうそくに平和や友達、家族の安全と健康を祈るなどのメッセージを書いた。

 市民の働くビルが攻撃目標となり2751人もの命を奪った2001年の米国同時多発、自爆テロから7年目の9月11日、東京の築地本願寺で平和を願う法要とキャンドルナイトの催しが行われた(主催・東京教区基幹運動推進委員会、協力・ナマケモノ倶楽部)。
 9.11事件は、世界中の人々に命の尊さ、戦争の過ちを考えさせると共に、宗教や民族、環境問題などを改めて考える機会ともなった。今も世界を取り巻く環境は激変し、様々な問題が溢れかえっている。

 そんな中、古来より多くの人々に親しまれている仏教の築地本願寺に広島原爆の残り火「平和の火」を迎え、平和への思いを世界に馳せアクションを起こすきっかけとするイベントとして開催された。法要につづいてrocomoon(ロコムーン)の歌と、トークセッションが行なわれた。

 トークセッションの参加者は、フリーダイビングで有名な女優の高樹沙耶さん、銀座に自然素材を使ったビルを建て宿とレストラン「銀座吉水」を営む中川誼美さん、高名な僧侶である本願寺布教使の阿部信幾さん。築地本願寺の松本知量さんの司会で話した。
 お寺での集会だけに、政治やテロ、中東情勢などの話ではなく、それぞれの体験から命や暮らしについて語り、身体に優しい自然の物を食べて命を大切にし、日本の豊かな自然に暮らして物を作り地産地消の経済を築いていくことがテロを招く世界を変えていくことにつながる、などと話した。

 お寺の境内には100本近くのロウソクが灯され、キャンドルナイトが行なわれた。9時過ぎから、参加者らがロウソクに思い思いのメッセージを書いて火を灯した。平日の夕方からとあってか銀座周辺の勤め帰りの若い女性たちの参加が目立ち、トークイベントに耳を傾けた。
 キャンドルナイトでは、ろうそくに平和や友達、家族の安全と健康を祈るなどのメッセージを書いていたのが、政治やたたかいをメインにした集会とは異なり、印象的だった。
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by riptulip | 2008-09-16 21:07

本願寺函館別院 仏前結婚式厳かに

 本願寺函館別院仏教青年会「YBAはこだて」が再結成三十周年を記念し七日、公開式の仏前結婚式を函館市東川町の同別院で催した。

 YBAはこだては本願寺函館別院の二十−四十五歳の関係者でつくる会。一九一八年(大正七年)に前身となる「法友会」、六三年に同別院仏教青年会を組織したが解散し、七八年に再結成した。その三十周年を記念し、「若い世代にお寺を身近に感じてほしい」と仏前結婚式を企画した。

 結婚式を挙げた函館の野沢良さん(20)と佐藤藍子さん(22)は雅楽の演奏に合わせて入堂。司婚者から記念の数珠の授与を受けた後、指輪交換などを行った。会場には親族や一般市民など約百人が訪れ、厳かな雰囲気の中、二人を祝福した。
 挙式の後、浄土真宗本願寺派僧侶で関西を中心に活動するシンガー・ソングライター、やなせななさんのライブも行われた。
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by riptulip | 2008-09-11 21:34

門徒に「マイ箸」 報恩講でエコ推進

 小松市本折町の真宗大谷派本光寺は、十月十六—十九日に行われる報恩講で、門徒からの志納金のお返しに塗り箸を贈り、マイ箸運動を呼び掛ける。同寺は「世の中の流れに沿って環境保全に取り組む」と意気込み、門徒と一丸となってエコ運動を推進する。

 箸は山中塗で、寺の紋である鳳凰を描いたプラスチック製のケースとセットで贈る。約千二百セットを用意した。
 同寺では、数年前から寺独自で環境保全に対する意識高揚に取り組んでおり、昨年の報恩講ではエコバッグを配布した。門徒らによる昨年の報恩講の反省会で第二弾としてマイ箸が提案され、塗り箸を志納金のお返しとすることを決めた。
 当日は塗り箸を贈るだけでなく、報恩講の合間に出される食事「おとき」でも塗り箸の使用を徹底する。
 親鸞聖人をしのんで行われる同寺の報恩講には毎年、市内外から約千五百人の門徒が訪れる。多田眞住職は「環境を大事にするきっかけにしたい」と期待を込めている。
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by riptulip | 2008-09-11 21:33

ロックで響け、仏の教え 島根の住職

 本堂に音楽スタジオを備える寺が島根県出雲市にある。浄土真宗本願寺派・西楽寺。住職藤原真琴さん(59)と妻陽子さん(56)が、ここで仏の教えに曲を付ける活動に取り組んでいる。演奏するのはなんとロックだ。

 ユニット名は「西楽寺二重奏」。藤原住職はエレキギターとボーカル、陽子さんは電子オルガン。2004年の結成以降、地元で活動を続けるうちに話題となり、今年4月にCD「世のなか安穏なれ」を自主制作した。10月に京都・西本願寺でコンサートも予定している。
 「念仏にまさるべき善なきゆえに…」。親鸞の教えを編んだとされる「歎異抄」も荘厳なロックに変わる。演奏する住職はサングラスに黒いシャツ、ジーンズ姿。合間には必ず歌詞を解説する。

 ビートルズにあこがれるギター少年だった藤原住職。30歳で陽子さんらとバンドを組み米国で活動した経験も持つ。その後、父の寺を継ぐため東京で修業を始め、念仏や説法を題材にした弾き語りを思い付いた。
 「琵琶法師や踊念仏など音楽で仏教を広めた歴史がある。不思議なことではないんです」と笑う藤原住職。
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by riptulip | 2008-09-02 21:34

宗派超える「九条」の鐘道央20カ所以上に

 九月九日午前九時九分に寺院などの鐘を九つ鳴らして憲法九条の大切さを訴える「9・9・9・9平和の鐘」が今年、札幌を中心に道央各地の二十カ所以上で行われる見通しとなった。初開催の昨年は五寺院だったが、宗派を超えて広がった。

 札幌の主婦などでつくる「くらしの9条の会」(田端弘子代表)の呼びかけで昨年、中央区の大光寺などで初めて実施。今年は、浄土真宗本願寺派の寺院でつくる「念仏者9条の会・北海道」が賛同し、同会加盟の少なくとも十二寺が参加することになった。

 このほか、真宗大谷派札幌別院(中央区)やキリスト教の聖マーガレット教会(同)も参加を表明。同別院の藤島建樹輪番は「平和や命が活動の原点。宗派を超えて取り組みたい」と話す。
 「くらしの9条の会」は当日、大光寺と同別院で集会を開く予定。田端代表は「できるだけ多くの人に活動に加わってもらうため、より多くのお寺や教会に協力してほしい」と話す。
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by riptulip | 2008-09-02 21:33