<   2008年 04月 ( 15 )   > この月の画像一覧

hideの死から10年

 ロックバンド「X JAPAN」のギタリストだったhide(ヒデ)=本名・松本秀人さん=が33歳で命を絶って、5月で10年。あのとき黒い服の若者たちがあふれた東京・築地本願寺の一角で、今も「hideノート」が書きつがれている。その数、約120冊。静謐な場所で、心の何かをノートに託し、あしたを生きる力を得て帰る。

 hideノートは、告別式の翌日、悲嘆に暮れるファンに自分自身を見つめてもらおうと、寺を拠点にホスピス活動をする団体「浄土真宗東京ビハーラ」が置いた。本堂の隅の、紫の布で覆われた机に、最近の十数冊がある。
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by riptulip | 2008-04-25 21:54

真宗教団連合40周年で「共同宣言」

 浄土真宗本願寺派や真宗大谷派など浄土真宗の10派でつくる真宗教団連合は24日、平成22年に結成40周年を迎えるのを記念し、念仏の教えを世界に広げる決意を盛り込んだ「共同宣言」を発表した。
 共同宣言は、宗派の垣根を超えて社会にメッセージを送るとともに、浄土真宗内部への啓発が目的。宣言文では、「競争社会によってもたらされた経済的繁栄は、世界的視野から見れば、多くの国の人びとの犠牲の上に成り立っている」とし、「他を犠牲としない平和とはなにかを、念仏の教えをもって全人類に向かって問い続けていく」などと、浄土真宗が果たすべき使命を盛り込んだ。
 さらに同連合では、宗祖・親鸞の750回忌に向け、記念大会や宗祖・親鸞ゆかるの宝物などを集めた展覧会の開催、書籍「親鸞」の発刊を計画しているという。
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by riptulip | 2008-04-25 21:52

僧侶ら26日「チベット集会」

 広島県内の浄土真宗僧侶を中心につくる「非暴力・仏教徒の会」は、北京五輪の聖火リレーが長野市である26日、中国政府のチベット民族への弾圧に抗議し、平和を願う集会を広島市中区の原爆ドーム前で開く。聖火リレーへの妨害が世界各地で相次ぐ中、「対話で問題の解決を」と訴える。
 午前10時から2時間、会員がリレートークをし、中国政府によるチベット仏教徒への「宗教、言論弾圧の不当性」を訴える。一連の衝突で死亡した民衆や僧侶の追悼もする。同会はチベット情勢が緊迫化した3月に結成し、広島市中心部で平和行進した。聖火リレーへの過激な妨害について、発起人の僧侶岡本法治さん(52)=東広島市=は「批判の応酬や衝突では事態は解決しない」と指摘。平和の祭典、五輪の開幕前に「中国政府が人権侵害を止めるよう、静かな行動で訴えたい」と話している。
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by riptulip | 2008-04-23 21:27

本願寺展、広島で開幕

 「親鸞聖人750回大遠忌記念 本願寺展」が18日、広島市中区上幟町の県立美術館で始まった。5月25日まで。
 2012年に迎える浄土真宗の開祖親鸞の750回大遠忌に向け、本願寺(西本願寺、京都市)などが所蔵する国宝5件、重要文化財27件を含む約 150件を展示。「親鸞聖人と浄土真宗」「日本史の中の本願寺」「本願寺の至宝」の3部構成で、親鸞の足跡や真宗の歴史、仏教美術を紹介する。
 午前9時の開館と同時に多くの観客が詰め掛けた。国宝「安城御影 副本」や「親鸞聖人絵伝 四幅」など親鸞の教えと生涯を伝える資料、「白書院欄間(八重椿に尾長鳥)」など本願寺の装飾美術に見入っていた。

 
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by riptulip | 2008-04-18 21:56

専修寺 18日から「大恩会の厳修」

 真宗高田派本山専修寺(津市一身田町)が18~20日にかけ、50年に1回の法要行事「大恩会の厳修」を開く。行事にともない、地元の商店や県、津市などで作る「一身田観光振興懇話会」が周辺で祭りを開き、さまざまなイベントで参拝客をもてなす。
 今回の大恩会の厳修は、高田派の第二世真仏上人の七百五十回忌と、第三世顕智上人の七百回忌に伴うもの。栃木県二宮町の高田派本寺専修寺から国の重要文化財である両上人の木像を運び入れ、その前で3日間勤行などの法要行事を行い、市民にも公開する。
 祭りでは、地元住民がガイドを務めて寺周辺を歩く観光ツアー▽尺八や琴の演奏会▽県内各地の家具、陶芸、伊勢型紙などのミニ博物館による古い民家の一室を借りての出張展示--などが行われる。イベントや町並みで50年前の雰囲気を再現するという。
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by riptulip | 2008-04-18 21:54

雨の中、蓮如上人さまお発ち

 本願寺中興の祖・蓮如の肖像画「御影」を、東本願寺(下京区)から吉崎別院(福井県あわら市)まで、門信徒らが徒歩で運ぶ「御影道中」が17日、始まった。
 雨がっぱを着た約30人の一行が「蓮如上人さま、お発ち」の掛け声とともに阿弥陀堂を出発。雨の中、御影を乗せた台車を引いた。琵琶湖沿いなど約240キロを7日間で歩き、吉崎別院で法要を営んだ後、5月9日に戻る。
 他宗派の迫害を逃れるため、蓮如は1471年、布教拠点を吉崎に置き、75年まで滞在した。蓮如の遺徳をしのぶ御影道中は、江戸中期から続いているという。
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by riptulip | 2008-04-18 21:53

千葉乗隆氏死去

 千葉 乗隆氏(ちば・じょうりゅう=元龍谷大学長、近世仏教史)12日午前2時、急性心不全のため京都市伏見区の自宅で死去、86歳。徳島県出身。本葬は5月27日午後1時から徳島県美馬市美馬町宮西11の自坊、安楽寺で。喪主は娘婿昭彦(あきひこ)氏。
 龍谷大文学部教授などを経て学長。83年から浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)の本願寺史料研究所所長。
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by riptulip | 2008-04-15 21:31

浄土真宗本願寺派:福岡教区、チベット人の人権擁護など要請

 浄土真宗本願寺派福岡教区(416カ寺)は9日、中国駐福岡総領事館を訪ね、中国政府が中国チベット自治区とチベット人に圧力をかけていることに対し、平和的解決を求める要請書を手渡した。
 要請書は武樹民・福岡総領事にあて、武力鎮圧の中止▽対話による解決▽チベット人の人権擁護--を求めている。また書面では、満州事変(1931年)の際に中国仏教会から日本仏教者へ「侵略戦争停止」を呼びかける書簡が送られた事実に触れ、「当時の日本仏教者はこの要請に対し何も行動せず、侵略戦争を後押しした。このことを深く反省し、非暴力の立場からチベット人の人権を侵害しないよう要請する」と述べている。
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by riptulip | 2008-04-11 21:32

しんらん音頭のDVD発売

 3年後に宗祖・親鸞の750回忌を迎える浄土真宗本願寺派が、盆踊りなどで使う「しんらん音頭」のDVDを発売した。曲は最初に出した70年版のリメークだが、曲調や振り付けを一新した。
 故・サトウハチローさんの詞は「おん年九才しんらんさまは得度なされて仏門へ」などと生涯を紹介。京舞井上流五世家元の井上八千代さんが今回、柔らかな舞の動作も加えて振り付けた。
 DVDは井上さんが自ら出演して解説する力の入れよう。日本を代表する家元の協力で、親鸞の教えのように広まり、新たな京都発の夏の風物詩になるか。
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by riptulip | 2008-04-11 21:28

福祉、医療現場で活躍する仏教者を 龍大が大学院開設へ

 龍谷大(京都市伏見区)は4日までに、福祉、医療、社会活動などの現場で活躍する仏教者を育てる大学院「実践真宗学研究科」を来年4月に開設することを決めた。仏教からの社会貢献を掲げて専門職を育てる全国でも例のない大学院で、近く文部科学省に届け出る。

  西本願寺の学寮としての開学(1639年)から370周年となる2009年の記念事業の一環。「平等」「感謝」「平和」などの建学の精神を具現し、社会に向き合う大学の教育研究のシンボルとして開設する。
 専門職を育てる大学院と位置づけ、修士3年のカリキュラムを行う。定員は30人で、大宮キャンパス(下京区)に置く。文学研究科真宗学専攻、仏教学専攻は研究者養成を明確にして存続する。

 終末期の人たちの支援をはじめ、矯正・保護、福祉医療、生命倫理、人権、平和、環境などの活動を、浄土真宗の教えをもとに担う仏教者を育てる。西本願寺が城陽市に建設した特別養護老人ホーム「ビハーラ本願寺」などと連携、社会で活躍する宗教者を教員に迎えるなど、現場での教育を重視する。
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by riptulip | 2008-04-06 21:19