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大谷演慧氏が死去

 浄土真宗の宗祖親鸞の血筋で、真宗大谷派の門首代行を務めた函館別院住職、大谷演慧氏が28日夜、京都市の病院で死去した。93歳。京都市出身。自宅は京都市下京区東玉水町の真宗大谷派渉成園内にある。葬儀・告別式の日時は未定。
 大谷氏は、前門首の故大谷光暢氏のいとこ。親鸞の子孫の僧侶が務め、御影堂などの儀式で門首を補佐する鍵役の一人だった。院号は信行院。

 真宗大谷派の式務部長や内局参務などを務めた。光暢氏が亡くなった1993年から、現在の暢顕氏が門首に就任した96年まで門首代行に就いた。この間、光暢氏の二男暢順氏(本願寺維持財団理事長)と、暢順氏の長男でいったんは宗派から門首後継者に指名された業成氏が宗派を離脱したが、宗派の混乱を乗り切った。
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by riptulip | 2008-01-29 19:35

大谷智子さんの歌集出版

 香淳皇后の妹で、真宗大谷派の大谷光暢前門首夫人、故智子さんが詠んだ短歌をまとめた歌集「白萩の道」がこのほど、出版された。
 智子さんは1906年、久邇宮家の邦彦王の三女として出生。10代前半から短歌を詠み、83歳で亡くなるまで約2000首を残した。
 2年前、四男光道さん(62)の妻礼子さん(62)が遺品の書画を整理中、和紙や短冊に書かれた短歌を発見。歌の先生の添削で高く評価されていた約800首を礼子さんが選び、パソコンを使い編集、智子さんの写真も掲載した。
 定価3000円(税込み)。問い合わせは発行元のアートデイズへ。
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by riptulip | 2008-01-21 21:20

西本願寺で「御法楽献詠」

 浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺で15日、仏法を聞く喜びを和歌に表現した「御法楽献詠」が行われた。門信徒から寄せられた和歌を、冷泉家の門人が古式ゆかしく詠み上げた。
 今年は「陽ざし」の題で和歌を募った。全国から130首の応募があり、「みほとけの慈愛と微笑の雅しくて法の陽ざしに照らされし日々」など入選歌5首が披露された。
 雅楽が響く中、冷泉家の門人が狩衣や袿袴を着て阿弥陀堂へ入堂したあと、親鸞像の前で和歌を披露した。独特の節回しで歌うように詠み上げ、門信徒が静かに聞き入った。
 御法楽献楽は報恩講に行われてきたが、明治時代後期に途絶え、4年前から復活している。
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by riptulip | 2008-01-16 21:14

西本願寺で「帰敬式」

 浄土真宗本願寺派の本山、西本願寺で13日、門信徒が仏門への帰依を誓う「帰敬式」があり、新成人も参加して、頭にかみそりをあてる「おかみそり」の儀式に臨んだ。
 午前の本山成人式に出席した98人のうち、総御堂(阿弥陀堂)で行われた帰敬式には30人が参加した。
 帰敬式では、正座で並んだ新成人の背後から、大谷光真門主が1人ずつ、かみそりを頭に3回あてると、新成人は緊張した表情で数珠を持った手を合わせ、頭を下げていた。
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by riptulip | 2008-01-14 21:47

響け仏教賛歌結成10年

 仏の教えを音楽で表現する「仏教賛歌」を歌っている、県内の浄土真宗の僧侶らの混声合唱団「コール・スガンディ」(長門義城代表)が、結成10年を迎えた。本格的な仏教賛歌の合唱団は全国的にも珍しく、CDも発売。活動11年目に入ったメンバーたちは、山口県長門市出身の詩人、金子みすゞの詩を用いた新たな歌の創作も計画している。
 仏教の教えは本来、声明など独特な抑揚の東洋音楽で表現された。それが明治時代以降、山田耕筰らが西洋音楽を取り入れた宗教曲に仕立て、100曲以上の仏教賛歌が作られた。ところが一般にはなじみが薄く、今ではほとんどの曲が埋もれたまま。そこで、賛歌を歌い継ごうと、県西部の浄土真宗本願寺派の僧侶らが97年11月、コール・スガンディを結成。「よい香りの」という意味がある古代インド語の「スガンディ」に「香りが心地よく広がっていくように、賛歌が多くの人に親しまれてほしい」との思いを込めた。
 20〜57歳のメンバー23人は、毎年4月の釈迦の誕生を記念する「花まつり」にコンサートを開くなど活動。2006年10月には、キリスト教の賛美歌がリラクゼーション音楽として浸透していることにヒントを得て、「仏教賛歌の素晴らしさを伝えたい」とCDを制作した。「雰囲気が出て心に染みこみやすいから」とほとんどがアカペラで、音の残響にもこだわり、15曲を収録。CDを聞いた女性から、亡くなった夫を思い、「涙が止まらない」との電話がかかってきたこともあった。
 広島市中区の実相寺副住職で、ベースを担当する相(そう)正信さん(32)は「法会で門徒さんたちと歌うと心が一つになるのを感じる」と言い、安芸高田市の実家が寺院という高橋智栄さん(36)は「歌詞が日本語なので意味が分かりやすい。親しみやすいメロディーと相まって安らげる」と魅力を語る。
 年内には詩人、金子みすゞの詩で新しい賛歌を作る計画を練っており、長門代表は「宗教や伝統にとらわれず自由な発想を大事にして一般の人々が癒やしの音楽として親しめる曲にしたい」と話している。
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by riptulip | 2008-01-14 21:45

音楽高が親鸞音楽劇に初挑戦

 親鸞聖人750回大遠忌法要を記念したミュージカル「しんらんさま」が、25日から3日間、広島市西区の広島音楽高で上演される。同高は浄土真宗本願寺派の宗門関係校で、2005年に新設された舞台芸術科の1期生の卒業制作を兼ね、初の創作ミュージカルに挑戦した。
 作品は常陸国稲田で、親鸞が農民たちに専修念仏を説いていた時代が舞台。宗門関係校にふさわしい創作ものをと、1年前から構想を練り、岐阜市の僧侶で演劇人、こばやしひろしに脚本を依頼。ダンサーで講師の志賀あか里らがミュージカルを指導し、卒業生たちが演出や作曲などで協力、舞台芸術科を中心に約30人の生徒たちが出演する。
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by riptulip | 2008-01-14 21:43

西本願寺で「報恩講」始まる

 浄土真宗本願寺派の本山・西本願寺で9日、宗祖・親鸞の遺徳をしのぶ「報恩講」が始まり、阿弥陀堂に念仏が響き渡った。
 午後2時から営まれた逮夜法要は大谷光真門主の長男・光淳新門が導師を務めた。門主をはじめ、全国の門信徒や僧侶ら約1400人が参列した。人々の救済を願って親鸞がつくった「念仏正信偈」を心を込めて唱えた。
 報恩講は同派最大の年間行事。新暦で親鸞の命日に当たる16日まで連日、法要や法話が続く。あずきがゆの接待、法要に使う仏具や仏花の展示などもあり、約6万人の人出を見込んでいる。
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by riptulip | 2008-01-11 19:48

浄土真宗本願寺派の「Net縁」

「息子が40歳をすぎても独身で寺の将来が不安」−。全国に約1万300の末寺を抱える浄土真宗本願寺派は、後継者不足に悩む寺に跡取りの結婚相手や住職候補の僧侶を紹介する「Net縁(えにし)」事業を始めた。
 担当する寺院庶務部の明玄円さん(65)は「寺に坊守がいると、近所の主婦たちと一緒に行事も活発に催される。過疎に悩む地域を活性化する『ご縁』になれば」と話している。
 事業は、後継者に結婚相手を仲介する「結婚コース」と、住職候補を探す寺院に同派の僧侶を紹介する「入寺コース」の二つ。自坊を継げない寺の二男、三男や、退職後に地元へ戻り仏門に進みたい高齢者にも斡旋する。
 所属寺院の住職の推薦で会員登録でき、西本願寺北側の事務所で、プロフィルやスナップ写真が載った会員カードのファイルを閲覧できる。
 気に入った相手が見つかれば事務所が初対面の場を用意。その後の面会を通じ、結婚コースは3カ月以内、入寺コースは1年間、交際や入寺の意思を確認してもらう。合意に達しなくても再度紹介する。
 入会費、年会費は無料。パンフレット約2万部をすでに作成。会員が集まれば、1月下旬にも紹介を始める。
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by riptulip | 2008-01-03 20:04

西本願寺の法宝物を集め「本願寺展」

 京都・西本願寺の第一級の法宝物を集めた「本願寺展」が、4月18日から5月25日まで、広島市中区の広島県立美術館で開かれる。国内最大級の教団、浄土真宗本願寺派が2012年に宗祖親鸞聖人750回大遠忌を迎えるのを記念して全国5都市で開く巡回展の第1弾。
 本願寺には親鸞聖人直筆の書き込みがある国宝「観無量寿経註・阿弥陀経註」や、重要文化財の消息類、生涯を描いた絵巻物などが多数保存されている。さらに、国宝「鴻の間」の「松鶴図」、国宝「白書院」の「松桜孔雀図」など華やかな障壁画などが色鮮やかな状態で残っている。こうした法宝物をまとめて展示する機会はめったにない。近く、宗派の手続きを経て正式に出展が決まる。
 同展は今年から2010年にかけて徳島、名古屋、金沢、札幌でも開催の予定。
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by riptulip | 2008-01-03 20:02

移動式除夜の鐘、暮れゆく年惜しむ

 1年の最後を締めくくり、暮れゆく年を惜しむ除夜の鐘。鹿児島市内3カ所の老人福祉施設に31日、移動式の鐘が“お出かけ”した。直径30センチの鐘が運び込まれ、入所者は新しい年に思いをはせた。
 年末年始を施設で過ごす入所者に、大みそかの風情を味わってもらおうと同市東千石町の西本願寺鹿児島別院が毎年行っており、今回で10回目になる。お年寄りが鐘を突くと「ゴーン」という澄んだ音が部屋中に響き渡った。
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by riptulip | 2008-01-03 20:00