<   2007年 12月 ( 8 )   > この月の画像一覧

西本願寺 法要や行事の優しい雰囲気のポスター

 浄土真宗本願寺派は、新年の法要や行事予定を紹介するポスターを作った。宗門校の美術学生のデザインを初めて採用、若い感覚を取り入れた。
 これまでは広告代理店に発注していたが、今回は兵庫大(兵庫県加古川市)の短期大学部美術デザイン学科の学生に原画を依頼した。子どもやハスの花をモチーフにした6点が集まった。
 採用されたのは、地球の回りにゾウやブタ、ネズミなどの動物と子どもを淡い色で描いた優しい雰囲気の作品。2万6000枚つくり、宗派の別院や一般寺院など約1万カ所に配った。
[PR]
by riptulip | 2007-12-25 20:11

応援歌を制作 円満の会

 小松市の真宗大谷派本光寺の門徒らでつくるNPO法人「円満の会」が、加賀、能登、金沢、手取川の情景を盛り込んだ石川県の応援ソングを制作した。新年に発足十周年を迎えるのを機に、これまでの寺周辺の地域貢献活動を石川全体に広げていくことになり、一月に地元歌手の歌でCD化する。組織力を生かして会員がさまざまな場所で流して浸透を図り、石川観光や世界遺産登録運動を応援する。

 会員の宮誠而さんが作った詞に、昨年七月の本光寺の夏祭りに出演したジャズバンド「スイング・ジョーカーズ」が曲をつけた。詞には小松弁をはじめとする石川の方言、羽田空港発の飛行機で小松、能登入りした搭乗客が見た風景、世界遺産登録を目指す兼六園や白山などが盛り込まれ、曲はロック調の軽快な仕上がりになった。歌のタイトルは「いとおしい石川」とした。
 歌うのはフィリピン出身の歌手前多サラさん=加賀市山中温泉=。ジョーカーズとともに昨年の夏祭りに出演したのが縁で、盛り上げに一役買う。CD化した後は会員がそれぞれ各種会合などで流して普及に努める。前多さんも機会があるごとに曲を披露し、ラジオこまつも番組での放送を予定している。
 円満の会は一九九九年に門徒青年部で発足。本光寺の周辺住民らも加わってNPO法人化し、商店街と連携して朝市や夏祭り、清掃奉仕などを行っている。
[PR]
by riptulip | 2007-12-25 20:09

「教行信証」に角筆 700カ所

 親鸞聖人が教義の根本を記した「教行信証」の自筆本「坂東本」(国宝)に、先のとがった木や象牙などで紙にくぼみを付ける「角筆」の書き込みが約700カ所見つかっていたことが22日、分かった。
 角筆による書き込みは一般的に、漢字の振り仮名や送り仮名などが多いとされるが、見つかったのは文字や棒線のようなもので詳細は調査中という。
 坂東本の修復にかかわった広瀬杲・元大谷大学長は「坂東本は親鸞が生涯手元に置いており、書き込みは直筆の可能性が高い。教行信証の解釈にも影響するのではないか」と話している。

 坂東本はとじ目付近に裂け目が生じるなど劣化が進んでいたため、所蔵する真宗大谷派が2003年から04年にかけて修復。
 その際、修復を指導した京都国立博物館の調査員らが偶然、小さなへこみを発見。角筆の可能性があるとして、紙を傷つけない発光ダイオード(LED)の光で詳しく調べ、角筆と判断した。
[PR]
by riptulip | 2007-12-24 21:57

師走恒例、すす払い

 年の瀬の風物詩「すす払い」が20日朝、京都市下京区の西本願寺と東本願寺の阿弥陀堂などで行われた。門信徒や職員がお堂にたまった1年間のほこりを払った。
 約500年前の蓮如の時代から伝わる伝統行事。
 西本願寺では午前7時、大谷光真門主が長さ約4メートルのほうきを左右に振って厨子のほこりを払うしぐさをした後、約500人が清掃に取りかかった。白いかっぽう着にマスク、頭に手ぬぐいをつけた女性たちがはうように進みながら竹の棒で畳をたたき、もうもうと立ち込めたほこりを大きなうちわであおぎ出した。
 東本願寺は午前9時過ぎに始まり、門信徒ら約60人が横一列になって、畳のほこりを払っていった。最後に大谷暢顕門首が大ほうきで宙に「寿」と書き、すす払いを締めくくった。
[PR]
by riptulip | 2007-12-21 21:39

津の専修寺 重文の御影堂 大改修終わる

 津市一身田町の真宗高田派本山専修寺で、2000年1月から行われていた国重要文化財の御影堂の大規模な改修工事が20日、終了し、報道陣に公開された。隣の如来堂に仮安置されている開祖の親鸞聖人の座像が戻される御復座法会(ごふくざほうえ)が行われる来月8日から一般公開される。
 御影堂は1645年(正保2年)の大火で焼失後、1666年(寛文6年)に再建された。入母屋(いりもや)屋根造りで、幅約43メートル、奥行き約33メートル、高さ約27メートルの県内最大の木造建築で、1961年、国重要文化財に指定された。
 長い年月で、雨漏りや材木の破損によって軒先がゆがんだり、柱が不均一に沈んだりしたため、国や県、市の補助を受け、30億円の巨費を投じて修復。工事は、屋根瓦をすべて外し、軸組を残して行う「半解体修理」で行われた。これまで、部分的な修復は施されてきたが、今回のような大規模な工事は1912年以来となる。屋根のほか、親鸞聖人像を安置する場所の金箔や漆塗りなどの内装にも修繕を施し、屋根瓦だけでも9万枚(計約1000トン)をふき替え、畳も739枚を入れ替えた。
 また、御復座法会の翌9日から始まる親鸞聖人をしのぶ報恩講「お七夜」(16日まで)が、8年ぶりに工事を終えた御影堂で行われる。
[PR]
by riptulip | 2007-12-21 21:37

東本願寺の懇志金の基準作り

 真宗大谷派は、全国にある全寺院の経済力を指数化する調査を進めている。法事を通じた寺院と門信徒の家とのつながり度合いを6段階に分けて算出する初の試みで、いわば寺院の「懐具合」を把握しようというのだ。他宗派からも注目されるお東さんの「実力」は、来春に公表される。

 調査は、宗派の一般会計予算約86億円の根幹をなす「御依頼」と呼ぶ門信徒の懇志金の目標額約53億円を全国に割り振る際の基準を作るのが目的だ。大谷派に所属する約9000の全寺院に調査票への記入を求め、宗派が現在、集計をしている。

 例えば、「貴寺院が導師として葬儀を執行し、その後も法務(法事、報恩講、月参り)の縁がある戸数」の項目では、その寺院の門信徒の戸数に、最も関係性の高い係数1・0を掛ける。「転出転居で遠隔地にあるため葬儀、法事以外の法務を務められない戸数」の係数は、関係性が半分の0・5。「他宗や他派を含めて墓や納骨堂のみでつながる戸数」には最も低い係数0・1を掛ける。このほか、係数を0・7、0・3、0・2と定めている。

 大谷派は全国を30分割した教区を設け、「御依頼」を各教区に割り振っている。これまでの割り振り基準は根拠が不透明で不満の声が上がり、門信徒数を正確に把握することで平等性を高めようと調査に踏み切った。これまで門信徒戸数は約110万戸とされている。
 宗派の威信をかけた今回の調査だが、寺院の中からは「ただでさえ正確な戸数は表に出ない。今回の調査には財政が絡むので、余計に心配だ。僧侶らの良心に期待するしかない」と、正確な数字が出てこないことを懸念する声が上がっている。
[PR]
by riptulip | 2007-12-19 23:22

ミャンマー軍事政権に抗議 福岡の僧侶が天神をデモ行進

ミャンマーの軍事政権による市民や僧侶への弾圧を踏まえ、18日福岡市内の浄土真宗の僧侶たちが天神などをデモ行進する抗議を行いました。
デモ行進を行ったのは浄土真宗本願寺派の福岡県内の寺に属する僧侶や門徒たちで、およそ50人が参加しました。

一行は天神中央公園から出発し、ミャンマー政府が市民や僧侶を暴力で抑圧しないよう訴えるシュプレヒコールを上げておよそ3キロをデモ行進しました。
ミャンマーでは9月に反政府デモを取材中にジャーナリストの長井健司さんが銃弾に倒れ日本国内でもミャンマー情勢に対し注目が集まっています。

浄土真宗や日蓮宗の僧侶などは宗派を超えて、これまでも抗議を行ってきていて18日デモ行進を行った僧侶らは「福岡からも抗議の声を発したい」と話していました。
[PR]
by riptulip | 2007-12-19 23:21

御影堂の襖絵を屏風に デジタルで複製

 西本願寺は、御影堂の襖絵を複製した屏風をつくった。撮影した画像を金箔紙に印刷し、背景の金色を少し明るめに補正して実物よりも松竹梅の絵柄が引き立って見える。

 屏風にした襖絵は御影堂内陣の両脇の余間にある「雪松図」と「雪梅竹図」。1811(文化8)年に円山派の吉村孝敬が描いた。現在は御影堂が修復中で見られない。
 デジタルアーカイブ事業の一環として7月下旬から制作にかかった。屏風はそれぞれ実物の70%の大きさで作り、6面で幅4・5メートル、高さ約2メートル。引き手の部分は隣接する画像で埋めた。実物は金箔がはげ落ち、全体にくすんだ色合いになっていたが、屏風は背景の金色を明るくした。
 併設の聞法会館で行事や結婚式の際に使う。
[PR]
by riptulip | 2007-12-04 21:31