<   2007年 09月 ( 10 )   > この月の画像一覧

東本願寺の僧をかたる男が仏画売りつける

 南禅寺(京都市左京区)の僧をかたる男が仏画などを高額で売りつけている問題で、真宗大谷派本山・東本願寺の僧を名乗る男も大阪市内に出没し、同様に主婦らに仏画や数珠を買わせていたことがわかった。
「布教師」という架空の肩書の名刺を配り、外見は、南禅寺の偽僧侶と同じく紫色の足袋で足元を固めるなど共通点が多い。両寺などは、同じ男が複数の寺の名を使い分けているとみて警戒を強めており、東本願寺は今月、全国30教務所に被害拡大を防止するよう通達を出した。

 関係者によると、大阪市阿倍野区の食堂で5月上旬、店内にいた経営者(29)や客の主婦ら女性計4人に、東本願寺の布教師と称する黒い袈裟姿の男が、「説法を聞いた人に3万円で数珠を分けている」と持ちかけた。
 4人が断ると、「2万円でいい」と値下げ。色紙にフェルトペンで描かれた仏画を見せて「数珠を持って拝めば何事も良くなる」と売り込み、3人に数珠と仏画のセットを2万円で、1人に仏画を5000円で販売した。男は袈裟に付いた菊の紋や紫色の足袋をちらつかせるなど、自らを「高僧」らしく見せ、代金はお布施袋に入れさせ受け取った。
 経営者がその後、同寺に電話をかけ、だまされたことがわかった。主婦らは「絵が下手でおかしいと感じたが、買わないと罰が当たると思った」と話している。男は自称50歳で約1・7メートルのがっちり型、奥歯が抜けていたといい、南禅寺の偽僧侶と体格などが似ている。
 東本願寺は「布教師という役職はなく、足袋も普通は白。けしからん話で、対策を講じたい」としている。
[PR]
by riptulip | 2007-09-29 21:21

御影堂内に「見真額」戻る 津の高田本山専修寺

 浄土真宗の開祖・親鸞の七百五十回忌に合わせて修理が進む津市一身田町の国の重要文化財「高田本山専修寺御影堂」で二十一日、親鸞の大師号「見真」と記した額が堂内に取り付けられた。
 御影堂の修理は二〇〇〇年から始まり、十二月に完了予定。これまでに瓦のふき替えが終わり、現在は内装の整備をしている。額は「見真額」と呼ばれ、一九〇九(明治四十二)年ごろ、東京の仏師が作ったとされる。高さ約二・五メートル、幅約二メートルで、金箔で「見真」と記され、文字の周りにも金の装飾がほどこされている。二〇〇一年に御影堂の修理に合わせて外し、岡田文化財団の補助を受けて漆や金箔を塗り直した。
 この日は、寺の関係者が見守る中、修理業者が御影堂の高さ約十メートルある天井付近まで額をつり上げ、傾きを調整しながら取り付けた。
[PR]
by riptulip | 2007-09-24 01:21

築地本願寺に期間限定「カフェ・ド・シンラン」

 築地本願寺境内親鸞像脇に9月21日、「カフェ・ド・シンラン」(が期間限定オープンした。
 同店は「仏の教えはロハスだ」をテーマに、雑誌「ソトコト」の編集を手がけるトド・プレスが企画・運営を行うもの。店舗面積は30坪。店舗設計・デザインのコンセプトは「都会の中のオアシス、都会の中の止まり木」で、光が多く差し込むよう、背面を除いた側面3 面が透明アクリルで囲まれた「ガラスハウス」のような外観や、内外観に緑、朱色を効果的に取り入れたのが特徴。席数は28席、スタンディングカウンターも最大8席備える。
 「国内産十六雑穀米」と無農薬・減農薬のものをメーンとした旬の野菜、各土地の肉の「3本柱」(同担当者)をイタリアン・バルスタイルで提供するというフードメニューは、「雑穀を練りこんだ自家製パスタ」(1,500円)や「青森県から短角牛のタルタル乾燥八丁味噌をアクセントに」(1,800円)、「20cmの自家製サルシッチャ(ソーセージ)」(1,400円)、「熊本県から馬肉のバヴェットステーキ」(4,500円)など。ロゼ・シャンパンや雑穀焼酎なども用意し、ランチタイムには雑穀とインドカレーの定食なども提供する。イタリアンを提供する理由について同担当者は「無理なく気軽に楽しくできる『エコ』『ロハス』な店—ということで多くの人に人気のカジュアルなイタリアンを採用した」と話している。
 本願寺やその関連団体、ソトコトがモーニング・ヨガや精進料理クッキング、モーニング/イブニング法話会、仏像ガイダンス講座などのイベント開催も予定する。
[PR]
by riptulip | 2007-09-21 21:25

浄土真宗本願寺派が宗制改正可決、戦時中の門主発言を削除

 本願寺派の最高議決機関・宗会は20日、同派の最高法規「宗制」の改正案を賛成多数で可決した。
 教義を示す「聖教)」(聖典)から、戦時中に戦争協力を求めた門主の発言を除外するためで、改正は1946年の制定以来初めて。改正宗制は2008年4月に施行される。
 宗制は、歴代門主の発言を、「(聖教とされる)宗祖(親鸞)の撰述=著作=に準ずる」と規定しているが、改正宗制では、聖教扱いとする発言は親鸞と3代覚如、8代蓮如に限定する。
 改正に伴い、1931〜45年に大谷光照前門主(2002年死去)が僧侶や門信徒に戦争協力を求めた60通の「御消息」は、聖教から削除した。
[PR]
by riptulip | 2007-09-21 21:20

親鸞の遺骨示す墨書発見

 宗祖・親鸞の遺骨を、塔の形をした容器(宝塔)に納めたと記した墨書が18日までに、京都市下京区の浄土真宗本願寺派の寺院・常楽台で見つかりました。実際に骨片とみられるものが常楽台の宝塔(高さ約35センチ)に納められています。墨書は江戸時代に書かれたものですが、宗派の本願寺史料研究所は「状況からして、親鸞の遺骨である可能性が極めて高い」としています。

 常楽台は親鸞の曾孫・覚如の長男の存覚が開いたもの。墨書は存覚が南北朝時代に画工に描かせたといわれる「親鸞聖人影像(花の御影)」(縦約130センチ、横約80センチ)の下部の軸木にありました。「高祖等身夢想の御真影を修復し奉る 則ち御骨舎利を銀筒に収めた」「宝永三年六月十七日に遺骨を取り出し、宝塔に納めた」と書かれていました。当初使われていた筒状の軸木の中に入れられていた遺骨を、修復当時の常楽台住職・寂恵が取り出し、宝塔に納めたとみられます。

 親鸞の血筋に当たる存覚は覚如に勘当されたが、一時期は本願寺教団の後継者の立場にあり、また宗祖の遺骨をあえて見えないところに納めていたという状況から、調査した研究所は親鸞の遺骨の可能性が高いと判断したといいます。
 親鸞の遺骨は各地にあるといわれ、親鸞の直弟子が開いた三重県津市の専修寺(真宗高田派本山)や新潟県上越市の浄興寺にあるものが有力とされています。
[PR]
by riptulip | 2007-09-18 22:49

河畔の巨大庫裏解体 穴水の法性寺

 能登半島地震で「全壊」と認定された穴水町川島、真宗大谷派法性寺の庫裏が十七日から解体される。木造平屋の庫裏は江戸後期の建築とされ、都市部の民家二、三軒分に相当する大きさを誇る。再建のめどはなく、地元住民に親しまれた街並みの風景がまた一つ消え、穴水中心部の更地が拡大する。

 真名井川と支流の合流地に建つ庫裏は床面積約三百六十平方メートル。間口十三・五メートル、奥行き二十七メートルもある。堂々とした外観は保っているが、内部は柱が傾いて各所が壊れ危険なため解体される。
 同寺は真宗大谷派能登教区穴水組の十六寺院でも最大級の被害に遭った。落下した梵鐘や鐘楼は修復したが、本堂の柱は基礎石の上でずれ、灯籠も壊れたまま。一九九六(平成八)年からの大規模改修の際、河畔の軟弱な地盤を本堂の下部で強化したことから本堂は守られたという。
 寺院の補修や再建について門徒の一人は「被災した門徒はお寺どころでなく、寄付も言い出しにくい状況だ」と説明し、法性寺の復旧も険しい道が続く。
[PR]
by riptulip | 2007-09-16 17:16

宗会で宗制改正提案、本願寺派

 本願寺派は宗派の最高法規である「宗制」の改正案を、13日開会した臨時宗会へ提案しました。可決されれば、1947年の施行以来初めての宗制改正となります。
 不二川公勝総長は冒頭のあいさつで「現在の宗制に内在する課題や問題点を解消する」ために改正すると説明。宗祖・親鸞と覚如、蓮如を除く歴代門主の「消息」を聖典に準じる扱いとしないことに関しては「このことによって門主さまの地位や立場が変わるのもではない」としました。
 宗会議員が議案に関する質疑を行った後、宗制改正等特別委員会を設置して改正案の審議を付託。14日に委員会審議、15日に採決する予定。
[PR]
by riptulip | 2007-09-14 22:04

下京自衛消防隊訓練大会 4年連続で西本願寺が勝つ

 京都市下京区の下京自衛消防隊訓練大会が12日、地元の梅小路公園で開かれました。小型動力ポンプの部で西本願寺と東本願寺の僧侶が技能を競い合い、西本願寺が4年連続で勝ちました。
 大会には下京区にある百貨店や金融機関、銀行など43事業所から約200人が出場。2−4人で消火器や消火栓、ホースを使った訓練に取り組み、下京消防署員がチームの連携や機材の扱い方を採点します。
[PR]
by riptulip | 2007-09-14 22:01

西本願寺、職員ら防犯訓練

 京都市下京区の西本願寺で7日、総合防犯訓練が行われました。男が阿弥陀堂に火をつけようとした2年前の事件を風化させまいと昨年に続き実施。職員はきびきびと訓練に臨みました。
 阿弥陀堂で法要が営まれている時、不審者1人が木刀を持って乱入、本尊を壊そうとしている−との想定で行われました。
 犯人役の七条署員が大声をあげながら乱入してくると、職員は警察への通報、参拝客の避難誘導と素早く対処しました。さすまたを持った男性職員7人が男を取り囲み、説得役の職員が「言い分を聞こう。おとなしくしろ」と説得を続け、最後に男を取り押さえ、七条署員に引き渡しました。

ただ、こういった大声をあげる気違いじみた人ばかりでなく、一件普通で静かに入ってくる犯罪人もいますから、警備は厳重にお願いしたいものです。
[PR]
by riptulip | 2007-09-08 22:08

東西両本願寺の門前町のイベント開催

 東西両本願寺や周辺地域の住民や商店などを巻き込んだ街おこしイベント「下京門前町ルネッサンス」が2日、京都市下京区一帯で行われました。
 下京区役所と、住民らでつくる「下京・町衆フォーラム」の主催で、2001年から毎年開かれています。
 西本願寺では国宝「飛雲閣」「書院」の特別拝観、東本願寺でも御影堂修復工事の現場見学会などがありました。また、一帯ではスタンプラリーも行われたほか、JR京都駅ではコンサートも開かれ、周辺は多くの人でにぎわいました。
 東本願寺の堀では、同寺や市内のNPO法人でつくる「東本願寺と環境を考える市民プロジェクト」が、堀にすむ生き物を知ってもらおうと、捕まえた魚や昆虫を「お堀水族館」として展示しました。
[PR]
by riptulip | 2007-09-02 23:29