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富山県高岡市の勝興寺で来月8日に見学会

 「平成の大修理」が進む高岡市の重要文化財、勝興寺で九月八日、一般を対象にした大規模な見学会が開かれる。現在、本坊部分を素屋根で覆う大掛かりな第二期修理事業が進められており、当日は素屋根の内部に入り、高さ約二十メートルの足場から現場を見学できる。県外からも広く見学者を募る予定で、主催する勝興寺文化財保存・活用事業団は、市民が事業に理解を深めるきっかけにしたい考えだ。

 勝興寺の第二期修理事業は、本堂の第一期修理事業が終了した二〇〇五年に始まった。大広間と式台など四棟を含む本坊部分を鉄骨造りの素屋根で覆い、計十一棟の保存修理を進めている。これまで、特定の催しなどで希望者の見学を受け付けてきたが、原則として工事関係者以外の立ち入りは禁止されていた。

 現在、素屋根の内部は建物の屋根瓦がすべて取り外され、厚さ三ミリの板を重ねて竹くぎで打ち付けたこけら葺きの屋根がむき出しになっている。数カ月後には調査と修理のため、こけらはすべて外されることになっており、現場見学会は貴重な機会となる。

 当日は地元のボランティアガイドの案内で本堂を見学した後、勝興寺設計監理事務所職員の案内で修理の現場を見学する予定となっている。
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by riptulip | 2007-08-26 21:29

チェルノブイリ被災者ら西本願寺参拝

 旧ソ連のチェルノブイリ原発事故で被災したベラルーシ共和国の女性や子ども3人が20日、京都市下京区の西本願寺を参拝した。阿弥陀堂で畳の感触を味わい、仏像に手を合わせた。
 北海道旭川市の永江雅俊・天寧寺住職が14年前から、被爆者や残留放射能障害を抱える子どもを保養に招いている。今年は高校生のマリーナ・カヴァレンカさん(17)、アーニャ・カプルさん(15)らが来日した。
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by riptulip | 2007-08-20 21:35

梅酢1で金具を洗浄 東本願寺・御影堂

 真宗大谷派の本山・東本願寺が、修復中の御影堂内の金具約9千点に染み付いたすすなどを、梅酢約1トンを使って初めて洗い落とす。様々な化学薬品を試した結果、金具職人に古くから伝わる梅酢洗浄が金属を傷めず、最適だった。28日から作業を始める。
 明治時代に再建された御影堂内の厨子や柱などを飾る金具は、銅に水銀を使って金をめっきをした貴重なものだが、長年にわたる灯明のすすなどがこびりついて、黒ずんでいる。今回の修復に当たって、傷みの激しいところ以外は、極力めっきをし直さず、洗浄することにした。昨年6月、文化財修復の専門家や金具職人らで委員会を作り、何を使って洗うかを検討してきた。
 まず、クエン酸や炭酸水素アンモニウムの溶液、過酸化水素水など計12種類の化学薬品類を試した。洗浄力はクエン酸とビタミンCが適度だったが、クエン酸を主成分とする梅酢と比べると、梅酢の洗浄力が勝ることがわかった。梅酢の費用はやや高めだが、洗浄後に金属表面に残って傷めるおそれも少ないため、文化財保護の観点から採用を決めた。
 梅酢は梅干しをつくる際の副産物で、梅を塩漬けにして重しをした時に出る酸性の汁。古くからの知恵で、金具職人らが洗浄に使ってきた。
 使用する梅酢は和歌山県の梅干しメーカーから仕入れ、金属が特に薄く、化学合成の洗浄剤を使った方がよい天井の金具以外は梅酢を使用。金具を浸して手やブラシで丁寧に洗い、その後、水洗いする。最後に重曹をつけて洗い、光沢を出すという。
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by riptulip | 2007-08-20 21:33

ニコライ氏や徳川家の寄付があった

真宗大谷派が進めている明治時代の文書調査で、御影堂と阿弥陀堂が再建された当時の文書に、ロシアのニコライ皇太子(後の皇帝ニコライ二世)や、徳川家16代当主家達が東本願寺に建設費を寄付したことを示す文書が確認されました。事実関係そのものは分かっていましたが、寄付を受け取った僧侶が書き留めた原本が確認されるのは初めてです。
 御影堂と阿弥陀堂は、江戸末期の禁門の変の火災で焼失。明治初期の1879年から再建事業が始まり、95年に完成。
 ニコライ皇太子は、1891(明治24)年5月10日に東本願寺を訪れ、200円を寄付した。このことは「金弐百圓也 露西亜国皇太子ニコラス殿下」と僧侶が書き留めた「志納帳」であらためて確認されました。

 志納帳は、寄付金額や氏名を都道府県ごとにまとめた冊子で、割り印があることから領収書のようなものを発行していた可能性があるといます。ニコライはその翌日、大津事件に遭い、沿道警戒中の巡査津田三蔵にサーベルで切られ、負傷しました。

 徳川家からは、再建事業が始まった1880年、慶喜の跡を継いだ家達から東京にあった同派東京事務所に寄付が寄せられました。東京事務所から本山への報告書「御再建御達併伺留」の記述には、徳川家が江戸時代に東本願寺を保護したよしみから「祖先ノ由緒ニ対シ甚僅少ノ至リ候得共…」と400円を寄付したとの記述がありました。この文書には、家達が留学中だったため、勝安芳(勝海舟)が代理として寄付金を送ったことや勝に対して当時の法主から礼状が書かれたことも記録されています。
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by riptulip | 2007-08-16 21:17

本願寺フリーライブ「他力本願でいこう」

築地本願寺本堂のフリーライブイベント「本願寺LIVE 他力本願でいこう!」が、今年は8月31日に行われることが決定しました。

仏教に触れる機会の少ない若者に、音楽を介して仏教を知ってもらおうというこのイベント。今年は遠藤賢司、朝日美穂、metalmouse、サワサキヨシヒロ!、猫ひろしという個性的な5組のアーティストの出演が決定していますが、猫ひろしはアーティストなんでしょうか?。今後も追加出演者が予定されています。
 なお、無料入場券の配布方法は後日発表。ちなみに過去のイベントでは、朝の法要に参加した人に先行チケットを配布するなど特殊な方法が採用されています。
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by riptulip | 2007-08-08 20:17

東本願寺御影堂 軽量化工法採用

 東本願寺で修復中の御影堂の屋根裏にこのほど、地震による建物の揺れを軽減するはしご状の梁が設置されました。京都大防災研究所(宇治市)の鈴木祥之教区らが開発した耐震補強材の梁で、再建から112年を経た御影堂を、阪神大震災級の地震にも耐える構造に「体質改善」します。

 御影堂は世界最大級の木像建築物。正面(東側)と北側、南側の三方に壁がなく、西側に厚さ24センチの土壁があり、揺れに対してバランスが悪く、特に東西方向の揺れへの対策が必要でした。
 はしご状の補強材はヒノキ製で、高さ0・8メートル、長さ5・5−6・4メートル、幅0・4メートル。主に下陣の屋根裏(高さ10メートル)の16カ所で、柱と柱の最上部をつなぐ梁のように東西に渡して、取り付け金具で固定。これにより、柱の揺れを抑える効果があるといいます。
 御影堂はこのほかにも耐震補強が進められており、土壁のない東、南、北側に、これまで使われていた瓦のふき土を再利用した荒壁パネルをはめ込んで補強し、南北の揺れに備えます。また、新たに吹き替えている屋根には、ふき土を使わない工法を採用し、700トンの軽量化を図りました。
 御影堂の修復は、2008年12月に終わる予定。
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by riptulip | 2007-08-07 19:49

東本願寺で得度式

 僧侶になるための儀式・得度式が3日、東本願寺でありました。夏休みとあって全国から子どもたちが集まり、そったばかりのくりくり頭の男の子や髪を後ろで結んだ女の子がかわいいお坊さんになりました。
 宗祖親鸞が9歳で得度したことにちなみ、大谷派では満9歳から式が受けられます。通常は毎月7日に式がありますが、夏休みの8月は2日に分けて行われています。この日は9歳の子57人を含む145人が式に臨みました。
 午前9時半に阿弥陀堂で始まった。子どもたち白色の浄衣姿で正座し、頭にかみそりを当てられる「剃刀の儀」を大谷暢顕門首から受けました。
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by riptulip | 2007-08-03 19:59

西本願寺で納涼盆踊り大会

西本願寺で1日夜、恒例の「納涼盆踊り大会」が開かれ、門信徒や地域住民らでにぎわいました。
 盆踊りは、西本願寺が地域の人々と触れ合う機会にしたいと、1985年から催しています。
 西本願寺北側の大駐車場にやぐらが組まれ、浴衣を着た親子連れらが幾重にも輪をつくりました。河内音頭や江州音頭に続いて、今年から振り付けを新しくした「しんらん音頭」が披露されました。
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by riptulip | 2007-08-02 18:11