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反戦の大谷派僧侶が70年ぶり名誉回復へ

 日中戦争の始まった1937(昭和12)年に反戦を訴えて当時の陸軍刑法で有罪となり、浄土真宗大谷派から降格処分を受けた岐阜県垂井町の僧侶の名誉が、約70年ぶりに回復される見通しとなりました。僧侶は既に死去していますが、処分撤回を本山に訴えてきた有志は命日にあたる21日、信者らの集いで、喜びの報告をします。
 僧侶は、同町岩手の故竹中彰元さん。法要の席などで「戦争は罪悪である」「(この戦いは)侵略だ」と発言し、逮捕されました。裁判の結果、「流言飛語」の罪で禁固4月、執行猶予3年の有罪判決を受けました。本山である東本願寺からも、僧としての位を下げられる処分が下されました。
 問題となった発言について、竹中さんは「仏教の精神は戦争を否定している」と家族に真意を漏らしていたそうです。終戦の2カ月後、78歳で死去。
 岐阜県宗教者平和の会の広瀬顕雄会長(75)らが一昨年から、竹中さんの処分の取り消しを求める署名運動を開始。昨年11月、2375人分の署名を東本願寺に提出。広瀬会長によると、来年にも名誉回復が確実だといいます。
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by riptulip | 2006-10-21 18:39

広島カープのブラウン監督が梵の実家に家庭訪問

 広島のマーティー・ブラウン監督(43)が10月18日、三次市長を表敬訪問後、梵英心内野手(26)の実家、専法寺(浄土真宗本願寺派)を“家庭訪問”しました
 専法寺の本堂で行われた梵家への“家庭訪問”。ミスマッチこの上ない光景は、さらに意外な方向に展開。
 父で住職の照英さんの元に、梵を呼び寄せた監督は「梵は来季100得点取らないといけない。それが優勝につながる」と、息子の肩をたたきました。
 お寺育ちの梵にとって、何より神聖なご本尊様の前。その場所で突然、下った監督指令。「頑張ります」と恐縮しながら答えるしかなかったそうです。
 家庭訪問を終えた監督は「神(仏)の下で言ったってことは願いをかなえてくれるかな。だけど、お寺とかに関係なく、彼は100得点を実現できる」と力を込め、「高い目標を直接言ってもらってうれしい。(仏様の前で)うそはつけない」と、梵の方も気合を注入された様子。
 人生初の「お焼香」まで行い、梵の幼少時のアルバムを30分以上も見たブラウン監督はご機嫌そのものだったようです。
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by riptulip | 2006-10-19 21:36

西本願寺・御影堂の大屋根が姿を現す

西本願寺で、修復中の御影堂を覆っていた工事用素屋根の解体作業が大詰めを迎え、10月16日、素屋根をスライドさせて取り外す作業が報道陣に公開されました。修復された大屋根の大部分が姿を現しました。
 5年後の親鸞聖人の750回大遠忌に向けて、1999年から10年計画で、約11万5000枚に上る瓦の全面葺き替えなどの大修理を進めているところです。
 解体の進む素屋根は鉄骨製で、取り付け時の総面積は7248平方メートルとなり、東大寺大仏殿の修復工事時の屋根を上回る規模。
 この日は、すでに半分を取り外した素屋根の残りを、油圧ジャッキなどで1分間に20センチのペースで北に13・6メートル移動させた後、作業講台で解体していきました。これで、瓦を葺き替えた真新しい大屋根は、4分の3までが出てきました。

 年末までにすべての素屋根が撤去され、屋根の大修理は完了する予定です。
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by riptulip | 2006-10-16 22:50