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大日本スクリーン、東本願寺の瓦印刷業務を開始

 大日本スクリーン製造株式会社はこのほど、真宗大谷派(代表役員:熊谷 宗惠)から2004年6月に受託した真宗本廟内御影堂の瓦記名印刷業務の準備を終え、4月1日から印刷を開始します。
 この印刷業務は、真宗大谷派が2011年に迎える「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要」の特別記念事業である「真宗本廟両堂等御修復事業」の一環で、同法要ならびに事業に対して全国の門徒や一般の方々から受ける懇志の記念として、進納した寺院・教会名や個人の氏名などを、ふき替える新しい瓦に印刷するものです。印刷に当たっては、東本願寺の境内に設けられた印刷所に瓦記名印刷システムを設置。2007年11月までの約20カ月間にわたり、1カ月当たり最大約3,000枚、総計約5万枚(約80万名分)の瓦への印刷を行う予定です。
 今回の業務に使用する瓦記名印刷システムは、長年培われてきた当社のインクジェット技術と画像処理技術を駆使したもので、瓦という曲面を持つ素材に柔軟に対応する印刷を実現しています。申込用紙に記入された進納者の署名をそのままの形で印刷できるため、転記による間違いを防げるだけでなく、遠方の方でも申込用紙に記名・送付するだけで確実に瓦に名前を残すことができます。また、進納者の署名をデータベース化することにより、申込時期に関係なく、寺院ごとに集約して瓦に印刷することも可能なシステムとなっています。
 当社は、印刷技術、画像処理技術などのさまざまな保有技術を活用し、今後も文化財の修復事業をサポートし続けます。
 なお、3月31日の午後1時30分から、真宗本廟(東本願寺)において、真宗大谷派宗務所による瓦記名印刷所の開所式が行われます。
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by riptulip | 2006-03-29 21:44

龍谷大学、仏教博物館を開設へ

 龍谷大は、仏教博物館「龍谷ミュージアム(仮称)」を市内に建設する構想を3月22日までに固めました。西本願寺にも協力を求め、国宝級の仏像や仏教美術品をはじめ、大谷探検隊が収集したシルクロード壁画、最先端のデジタル技術で復元した仏画などを展示し、一般公開する予定だそうです。
 開設目標期日は2009年度とてし、06年度中にも基本設計を行います。建設予定地は龍大大宮学舎や西本願寺の近辺で調整を進めます。総工費は数十億円にのぼるとみれています。

 そもそも、龍大が所蔵する美術品は、仏教伝来の道筋を探るために本願寺派22代門主・大谷光瑞が中央アジアやインド、中国などに派遣した大谷探検隊による収集品約9000点をはじめ、国宝「類聚古集」など多数あります。
 さらに、デジタルアーカイブ技術で歴史資料を保存したり、アフガニスタン仏教遺跡の学術調査研究などにも取り組んでいます。
 龍大は09年度が「創立370周年」にあたることから、記念事業として大学の所有物や研究成果を社会発信しようと検討を進めていました。
 また、母体の浄土真宗本願寺派も2011年に宗祖親鸞750回大遠忌を迎え、記念事業の一環として文化財の保護活用策を検討しています。
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by riptulip | 2006-03-24 09:24

高田派専修寺の「木造顕智坐像」が国重要文化財に

 栃木県二宮町高田の専修寺に安置される鎌倉時代に制作された「木造顕智坐像」が国重要文化財に指定されることが決まりました。
 坐像は高さ85.4センチ。顕智は浄土真宗の開祖・親鸞の弟子真仏に師事。1310(延慶3)年7月4日が命日ですが、この像には同年8月24日と書かれており、存命中から制作されたものと言われています。
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by riptulip | 2006-03-19 22:02

大谷本廟 春の彼岸期間中 駐車場初閉鎖

 京都市東山区の大谷本廟は、春の彼岸期間中(18日−24日)、境内の駐車場を初めて閉鎖することにしました。そして、西本願寺と本廟を結ぶ送迎バスの便数を倍増して「パークアンドライド方式」を徹底するそうです。今後はお盆期間や秋の彼岸でも駐車場は閉鎖することになりそうです。

 大谷本廟は約1万3000基の墓が並び、彼岸の期間中は例年20万人以上が墓参に訪れるそうです。マイカーの利用も多く、ピーク時で1日に5、600台の車が、境内の駐車場2カ所(計80台収容)に入ろうと殺到し、慢性的な交通渋滞で近隣住民から苦情が絶えず、四条通や河原町通まで渋滞が広がることもありました。

 門徒への「駐車場閉鎖」の通知が、うまく伝わるといいのですが、余計に渋滞を引き起こすことのないようにお願いします。
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by riptulip | 2006-03-16 20:51

名古屋東別院で「環境」など講座

 真宗大谷派名古屋別院(東別院)が、環境をテーマにした講座を開催するなど社会活動に力を入れているそうです。新年度には、仏教の法話から宗教色の薄い子供向けの自然教室まで、全国に約50ある別院では最多の約30種類の企画を用意。東別院では「一般の方にもお寺を身近に感じてもらえれば」と意気込んでいます。
 東別院の社会事業で最も古いのは、新年度で開講40周年を迎える「人生講座」(毎月)。寺の住職らが講師を務めますが、6月には特別企画として小説家の立松和平さんに「いのち」をテーマに講演してもらう予定。
 最も新しいのは、2000年から始まった環境や女性、人権をテーマにした「フォーラム」と呼ばれる学習会(随時)。ほか、外国人労働者のための日本語教室(毎週金曜)、小学生を対象にしたキャンプ「子ども自然教室」(年4回)、剣道教室(週3回)など宗教色の薄い事業も少なくありません。戦時中の写真などを展示する「平和展」(今月18日〜24日)は17回目。とにかく何でもありです。

こころのともしび
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by riptulip | 2006-03-13 20:17

富山県 勝興寺、保存修理第2期工事始まる

 富山県高岡市伏木にある国の重要文化財「勝興寺」で、大広間や式台などの保存修理を行う第2期工事の起工式が3月10日行われ、13年の歳月をかけた工事が始まりました。
 起工式は、午前10時から勝興寺の境内で行われ、土山照慎住職の読経の後、橘高岡市長らが焼香を行ない、宮大工の棟梁が、「ちょうな始め」と呼ばれる儀式(神式)を行って、工事の無事を祈りました。
 勝興寺の工事は、去年、本堂の修復が終わり、今回は老朽化で痛みの激しい大広間や式台など11棟の保存修理で13年の歳月と総工費およそ38億5千万円をかけて修理することになっています。その大半は税金なのだとか。
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by riptulip | 2006-03-10 22:13

児童買春の本願寺派住職 逮捕される

 警視庁少年育成課は10日までに、15歳の少女に現金を渡し、わいせつな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で広島市安芸区船越の浄土真宗本願寺派光明寺の住職兼保育園長江原一之容疑者(73)を逮捕しました。
 江原容疑者は容疑を認め「自分の欲望に負けてしまった。反省している。保育園経営でストレスがたまっていた」と話しているといいますが、ストレスがたまったからといって、いい歳した住職がやってはいけないことがあります。
 江原容疑者は20004年8月、東京・新宿のホテルで、当時15歳で高校1年の少女が18歳未満と知りながら、現金8万円を渡してわいせつな行為をした疑いが持たれています。
 そもそも、江原容疑者は2、3年前から、宗派の会議などで東京に出張した際、高校生を相手に買春を繰り返していたといい、これまでに4、5人に対し、計約20回買春したなどと供述しているといいます。
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by riptulip | 2006-03-10 22:02

西本願寺、新門は「ジミ婚」

 浄土真宗本願寺派の大谷光真門主の長男で門主後継者の大谷光淳新門(28)が25日に開く結婚式のスタイルが、「ジミ(地味)婚」と話題になっているそうです。
 そもそも次期トップの慶事は宗門挙げて盛大な披露宴を催すのが慣例なのだそうですが、「質素な形で」と当事者2人が主催する異例の形式で、招待者も限定されそうです。末寺や門信徒からは「慶祝ムードを盛り上げたいのに」と戸惑いも聞こえる一方で、「最近の若者らしい」と歓迎する声もあるそうです。
 光淳新門の結婚相手は宮崎県の寺院僧侶、古川流豆美さん(29)で龍谷大大学院の学友です。西本願寺の門主や新門が一般寺院の僧侶と結婚するのも極めてまれなケースなのだそうです。
 光真門主が新門当時の1974年に結婚した際は、本山や東京などで計7回の披露宴を催し、全国から門信徒代表や財界支援者、関係団体代表など約1700人が出席。宗派も約5000万円の特別予算を組み、1カ月前から「慶事事務所」を設置して態勢を整えたそうです。
 32年ぶりとなる今回の慶事は、昨秋の婚約直後から「私事なので式は質素に」という本人の意向をくんで同派事務方が婚礼の準備を進めてきましたが、同派の議会「宗会」でも「宗門を挙げてお祝いしたい」との声が出たが、「大げさにしないでほしいと強く望まれた」と説明があり、関係予算の計上も見送られました。宗門財政の厳しさも、関係しているかもしれません。
 2人が主催する披露宴には、真宗大谷派(本山・東本願寺)など他の真宗教団の招待者もなく、参列者は宗派幹部や宗会議員、門徒代表らに限定されますが、それでも約280人になるようです。
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by riptulip | 2006-03-09 20:12

下京で平和国際シンポ 大谷門主、相互理解説く

 国内外の中東問題やアジア研究の第1人者が紛争解決と平和構築の道筋を考える国際シンポジウムが3月4日、京都市の龍谷大で始まりました。冒頭、浄土真宗本願寺派の大谷光真門主が特別講演し、異なる宗教間の相互理解と尊重の大切さを説きました。
 大谷門主は「恨みをもって恨みに報いれば恨みは尽きない」という釈尊の言葉を紹介し、武力や暴力によらない平和の実現が仏教の教えに通じると話したそうです。
 大谷門主はまた、欧米の新聞がイスラム教の開祖ムハンマドを風刺した漫画を掲載した問題についても触れ「異なる宗教を持つ相手が特に大切にしている宗教上の象徴や儀礼などを尊重することが求められる」と。
 同シンポは、龍大アフラシア平和開発研究センターの主催。5日まで2日間の日程で、明石康・元国連事務次長や酒井啓子・東京外国語大教授らが報告、討論を行います。
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by riptulip | 2006-03-04 22:43