御影道中一行が木ノ芽峠越え

 浄土真宗中興の祖、蓮如上人(1415−99年)の肖像画を京都市からあわら市へ徒歩で運ぶ「御影(ごえい)道中」の一行が21日、敦賀市と南越前町の境界にある木ノ芽峠を越えた。

 一行は約30人だが、最大の難所の峠越えだけ合流する信者もおり、峠では約45人がひと休み。

 総括責任者「宰領(さいりょう)」の大河内肇さん(72)=南越前町湯尾=は「一つ間違えば谷底。ここまで事故もなくよかった。古道を歩きながら蓮如上人も通ったと考えた」と500年以上前の足跡を振り返った。御影は輿(こし)に載せるが、峠越えでは納めたひつを交代で背負った。

 1471年、現在のあわら市に布教拠点の坊舎を築いた蓮如上人の遺徳をしのぶため、1752年から信者らが往復していると伝わる。336回目の今回は17日に京都市の東本願寺を出発。23日にあわら市の吉崎東別院に到着する予定。
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by riptulip | 2009-04-27 23:01
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