御影道中:光徳寺に蓮如上人の一行 

 浄土真宗を広めた本願寺8代目蓮如上人が、かつてたどったとされる道中を旅する「御影道中」の一行が18日、大津市本堅田1の「光徳寺」を訪れた。

 御影道中は、同宗派の興隆をよく思わない叡山の僧徒が1465(寛正6)年に京都・本願寺を焼き討ちし、身を追われた蓮如上人が京都から近江の国を経由して福井・吉崎御坊までの逃げ延びた道をたどるもので、上人は逃避行の道中で光徳寺に立ち寄り、船賃を借用したという。

 御影道中には北海道から九州まで全国各地から約40人が同行。到着後は法話が営まれたほか、同寺の婦人会が用意した琵琶湖のシジミ汁でもてなし、旅の苦労をねぎらった。

 同寺の伊藤嘉規住職(39)は「毎年この時期が来ることで春を感じる。道中けがのないように、良いご縁を結んでいただきたい」と話していた。

 一行は17日に本願寺を出発し、上人の絵を乗せた「お輿(こし)」を引きながら、約240キロの道のりを徒歩で行脚。23日に福井県あわら市の吉崎別院に到着後、法要が営まれる。
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by riptulip | 2009-04-27 23:00
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