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大谷本廟に花文字「樹心佛地」

 彼岸に合わせ、京都市東山区の大谷本廟(西大谷)に恒例の「花文字」が完成し、参拝者を和ませている。仏教の教えの言葉を花で描いており、今回の言葉「樹心佛地(じゅしんぶっち)」が、色とりどりの花の中に浮かび上がった。

 「樹心」と「佛地」に分けてつくった。それぞれ縦2・3メートル、横5・2メートル。文字は白い菊で形取り、周囲を参拝者が供えたカーネーションやユリ、菊などの花で飾った。

 「樹心佛地」は浄土真宗の宗祖・親鸞が著した「教行信証」の最後に出てくる。私たちを救おうとされる阿弥陀(あみだ)さまにすべてをお任せしましょう−との意味という。
 花文字は傷んだ花を交換しながら23日まで展示する。
by riptulip | 2009-03-31 19:55
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