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壁画「蓮池図」50年ぶり姿 西本願寺

 平成の大修復を行っている西本願寺の御影堂で、通常は御厨子に隠れている障壁画「蓮池図」が姿を見せており、13日に報道関係者に公開された。
 蓮池図は宗祖・親鸞の木像を安置する御厨子の後ろにあり、普段は見ることができない。修復で御厨子を外した時にだけ姿を現し、今回は50年ぶりのお目見えという。
 横3・6メートル、縦2・9メートル。和紙に金箔を張って雲に見立て、ハスの花と葉、青い池を描いている。制作者や時期は分かっていないが、西本願寺の絵師を務めた吉村家の関係者が描いたとみられる。
 平成の大修復では、蓮池図も壁からはがして防虫処理や紙のひび割れの補修、色の補彩を施した。6月下旬から7月には御厨子が元通りに戻され、蓮池図は再び姿を隠す。一般公開の予定はない。
by riptulip | 2008-05-14 21:46
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