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「仏教ホスピス」拠点完成

 仏教を背景にした終末期医療の拠点として浄土真宗本願寺派が京都府城陽市に建設していた「ビハーラ総合施設」の完成式が13日、行われた。特別養護老人ホームと、緩和ケア(ホスピス)を行う診療所を併設し、患者らの心身のケアに取り組む。
 ビハーラは「心身の安らぎ」を意味するサンスクリット語。同派は約20年前から、仏教の理念を医療や福祉に生かす活動をしてきたが、直営のビハーラ施設は初めて。
 特養ホームは定員108人、診療所は19床の入院設備がある。僧侶も常駐、入所者や家族らの心をケアするほか、患者の苦痛を取り除く緩和ケアも行う。
 式典には大谷光真門主も出席。不二川公勝総長は「宗教、医療、福祉が連携して取り組んでいきたい」と式辞を述べた。
by riptulip | 2008-03-13 20:40
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