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浄土真宗本願寺派が宗制改正可決、戦時中の門主発言を削除

 本願寺派の最高議決機関・宗会は20日、同派の最高法規「宗制」の改正案を賛成多数で可決した。
 教義を示す「聖教)」(聖典)から、戦時中に戦争協力を求めた門主の発言を除外するためで、改正は1946年の制定以来初めて。改正宗制は2008年4月に施行される。
 宗制は、歴代門主の発言を、「(聖教とされる)宗祖(親鸞)の撰述=著作=に準ずる」と規定しているが、改正宗制では、聖教扱いとする発言は親鸞と3代覚如、8代蓮如に限定する。
 改正に伴い、1931〜45年に大谷光照前門主(2002年死去)が僧侶や門信徒に戦争協力を求めた60通の「御消息」は、聖教から削除した。
by riptulip | 2007-09-21 21:20
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