真宗大谷派本山・東本願寺の御影堂と阿弥陀堂の大屋根を太陽光発電のできる「ソーラー瓦」にふき替えようと提唱した氷見市森寺、西念寺の滝沢康俊住職(58)らが、これまでの活動を「幻の東本願寺両堂ソーラー瓦計画−環境問題と文化財のはざま−」(桂書房、120ページ)と題した本にまとめ、出版しました。昨日書店に行ったら、平積みしてありましたね。
宗祖・親鸞の750回忌に向けて2004年から進められている修復計画で御影堂と阿弥陀堂の屋根を太陽光発電ができる瓦でふき替えようと提案し、2002年には当時の三浦崇宗総長に要望書を提出するなどしました。賛同者も全国に広がる中、「−実現する会」が同年発足。各地で集会を開き、署名運動もするなど実現を目指して活動しましたが、最終的には「伝統的なものを残すべき」などの意見が根強く、計画は幻に終わりました。
by riptulip
| 2005-10-13 22:19
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